足が動かない人でも動かせるかも? COGY

COGYとは?

人間の脳からの「足を動かせ」という指令に基づき、通常の歩行や自転車を漕ぐ運動が行われます。しかし、事故や病気などで脳からの指令が足に届かない場合は、自分の意志で足を動かすことができなくなってしまいます。 COGYは、東北大学30年の研究により、脳からの運動指令ではなく「原始的歩行反射」を利用し自らの筋肉運動でペダルを漕いで推進力とできるように開発された「足こぎ車いす」です。

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①まずは軽い力でペダルを下ろす

②踏んだ刺激が原始的歩行中枢を叩く

③次の足の運動が引き出され、連続してペダルを漕げる

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COGYにより期待できることは?

まずは、「自らの運動により実用可能な移動ができる」ということになります。慣れれば時速5~6km/hの速度で、お友達といっしょに散歩もできるスピードで動けるようになります。これにより

  • 生活の幅が広がる
  • 移動そのものが適度な全身運動、筋力・血流アップ
  • 車いす認定がされているのでどこにでも出かけられる

などの変化を得ることもできる可能性があります。筋力・血流アップはその先の効果も。これまで自力の筋肉運動ができなかった方にとっては、歩行の可能性を増やしたり、寝たきりから脱却し、さらに認知機能の向上につながったケースもあります。

でも、まずは「自分の力で動ける」ということがもたらすモチベーションの向上を実感される方の声が一番多いと感じています。

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車いす?自転車?

法律的には車いすになります。電車や航空機を含め、車いすと同様に公共の場で普通に使っていただけます。幅や最高速度なども車椅子基準で設計されています。さらに方向を決める車輪の直径が大きいため、多少の不整地や芝生の上などでも移動に使うことが可能で、活動範囲も広がります。

その上で、ペダル。手でホイールを回すのではなく、動かなかった足を使って推進力とします。速度も実用的。手こぎの車いすとは異なり、使いながらリハビリ効果も期待できるという点では、単なる置き換えとは違う使い方が考えられます。

自転車の部品も多く使用されており、日頃のメンテも比較的簡易に行えるのもポイントです。

補助?リハビリ?実用?

お使いになる方の症状や体力により期待できる効果は差がありますが、痛みや疲労や炎症に影響がそれほどない場合、様々な症例の方で、なんらかの機能改善効果が見られています。その点ではリハビリ用とも言えます。

しかし、手が空いた状態でそれなりの速度が得られることから、日常生活の範囲を広げる使い方をされている方も多数いらっしゃいます。実用的に使うことも十分可能。

後ろにハンドルがあり、補助をしてくれる方がいらっしゃれば、押してもらうこともできます。でも、時々でも自分でこぐことができれば、補助をしてくる方と並んで移動することも可能です。

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使ってみたくなりました

自治体によって異なりますが、車いす購入の補助プログラムとしての扱いも可能です。また、普通に購入いただいたり、リースで月々の軽費で導入いただくことも可能です(リースは基本的には法人対象です)。ご相談ください。

COGYのご説明(A4裏表)のPDFはこちらから

 

ご説明~試乗~導入まで

ご説明や試乗のご希望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。遠方の場合は、御対応の方法もご相談させていただきながら進めさせていただければ、と思います。

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